任意整理 質疑応答

任意整理 Q&A (質問11〜20)

任意整理の疑問点やよくある質問をまとめました。
任意整理をするにあたって、わからないこと、疑問に思うことは、任意整理を始める前にしっかり解決しておきましょう。疑問点を解消し、理解した上で任意整理にあたってください。

11.同じ金額の借金でも、任意整理ができる場合とできない場合がありますか?

任意整理ができる場合とできない場合があります。
任意整理とは、利息制限法に基づき引き直し計算をして、借入の元金や利息等を減額し、借金を整理する手続き手続きです。ですので、もともと利息制限法内の金利で借入をしている場合は任意整理できません
これに対し、利息制限法を超えた利率で借入をしている場合は、任意整理をすると借金が減額されたり、場合によっては払い過ぎている利息の返還を請求(過払い金請求)をできることもあります。このような場合は、任意整理することをおすすめします。

12.任意整理をしたことにより、家族や子供に影響はありませんか?

家族に迷惑がかかったり、子供に影響を及ぼすことはありません
任意整理したことは戸籍や住民票には載りませんので、子供が進学したり、就職したりするときに、親が任意整理したことが不利に働くことはありません。
ただし、家族が保証人になっている場合は影響しますので、その場合、家族が保証人になっている借入金だけ対象からはずして任意整理すれば影響はありません。

13.任意整理したことは、勤務先に言わなければなりませんか?

言う必要はありません。その義務もありません。 万一、任意整理したことが勤務先に知られても、勤務先はそのことを理由として本人を解雇することはできません。

14.任意整理をすると、自由に引越しをすることができなくなりますか?

そのようなことはありません。
任意整理おいては、自己破産と異なり引越しが制限されることはありません。
手続終了後はもちろんのこと、任意整理中でも自由に引越しをすることはできます
ただし、引越しをする場合は任意整理を依頼した司法書士に必ず連絡してください。

15.任意整理をすると、住宅ローンの審査が通らなくなりますか?

任意整理をすると信用情報機関に登録されるため、住宅ローンの審査に通らない場合が出てきます。しかし、これは審査する会社にもよりますので一概には言えません。実際に任意整理した後、住宅ローンを借りられた例は複数あります。
ただし、信用情報機関に記載される期間は5年〜7年ですので、その後は住宅ローンなどの借入もできるようになります。

16.任意整理すると資格制限が生じますか?

任意整理しても、自己破産のように各種の資格制限はありません。
宅地建物取引主任者、警備員、生命保険募集人などの職業を続けることができます。

17.ギャンブルや浪費が原因の借金でも任意整理することができますか?

できます。任意整理は、基本的に借入理由が何であっても手続きの支障とはなりません。ギャンブルや浪費が免責不許可事由に挙げられている自己破産とは異なります。
ただ、任意整理手続きの直近に多額の借入れをしたり、1度も返済していないなど、取引状況が非常に悪い場合は、貸金業者等債権者との交渉が難しくなる場合があります。

18.任意整理をするとブラックリストにのりますか?

ブラックリストという名称ではありませんが、信用情報機関に任意整理をした情報が事故情報として5年〜7年間登録されます。ですので、登録されている5年〜7年の間は、お金を借りたり、クレジットカードを新たに作ったりすることは難しくなります。 ただし、任意整理として相談しても、結果として過払い請求をするケースになれば通知はされません

※信用情報機関とは、個人信用情報(クレジットやローン等の取引内容や支払状況など)を管理し提供している民間の機関です。

19.家族に自己破産した人がいると、任意整理はできないのですか?

家族に自己破産した人がいても、任意整理はできます。
妥当な和解案を提示すれば、ほとんどの場合、貸金業者は和解に応じてくれます。

20.遠方に住んでいますが事務所に行かないと任意整理できませんか?

任意整理を依頼した場合、弁護士や司法書士の方と最低1度はお会いすることになるかもしれません。(※面談が義務化されるのは2011年4月以降の予定です。)
ただし、必ず事務所まで出向かなければいけないというわけではありませんし、会う時期も依頼した後で日時を調整して依頼した後で会うことも可能です。

そして、1度会えば、あとは基本「メール・電話・郵送」などの方法で行うことができます。
事務所によっては家の近くまで出向いてくれるところもありますので、依頼される際に相談されるといいでしょう。ただし、任意整理を依頼する前の相談はメールや電話でできます

質問1〜10

質問21〜32

あなたが、本当に借金を何とかしたい!現状を変えたい!と思い、任意整理を考えているのでしたら、まずは司法書士に相談することをおすすめします。

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